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特集

アートギャッベの生まれ故郷を訪ねて

アートギャッベの生まれ故郷を訪ねて5
遊牧民の人たちと

アートギャッベを作り出すカシュガイの人たちのこと

美しいアートギャッベが、どんな人の手で、どんな様子で作られているのか?

ギャッベの織子さんがどんな暮らしをしていて、どのように表現をするのだろうか?

私が見てきたままをお伝えします。



"たくましさはあのザクロスの山のごとく、

人々を迎えるその両手は緑の草原のごとく広げ、

笑顔は草原に咲く花のようであれ。"

この言葉は大自然の真っ只中で、

厳しい自然と向き合って生きているカシュガイ族の自然観を表した言葉である。

 

テントに近づいていくと出迎えてくれたのはきれいなカシュガイドレスを着た女性とかわいい子どもたち。

やはり外国人が珍しいのか、歓迎してくれた。





糸を紡ぐお母さん。春と秋に刈った羊の毛を紡いでいく。

糸の束になった部分を回転させながら紡ぐことで糸が強くなる。

 

一人の女性が紡ぐ量は一日150gぐらいだそうだ。

強すぎず弱すぎず、絶妙な力加減で羊毛から程よい太さの糸を作り出す。

こうしてギャッベの丈夫な糸が作られていく。

 



シャーン♪シャーン♪とした音を奏でながらしっかり叩いて糸を締めていく。



大きなギャッベを織る織子さん。

織子さんの息が合ってこそきれいなアートギャッベが出来上がる。

 



数ヶ月掛け織り上がったギャッベをカットするとても貴重なシーン。

思いを込めたギャッベの完成だ。

 


ギャッベ織りを体験中。

「こうやって織るの」と見せてくれるが、早い。

「ヤバシ、ヤバシ(ゆっくりゆっくり)」と声をかけると、丁寧に教えてくれた。

結局縦糸のどこに結んで良いのかすら分からないでいると、

「ここだよ」と引っ張ってもらって、ようやく一回が結べた。

5回ぐらい結んだが、あっけなく断念。

これを何ヶ月も続けて一枚のギャッベが作られていくのかと思うと

とてつもなく気の長い大変な作業だった。

 



子どもたちは織り機の横でおばあちゃんやお母さんが織るのを見て育っていく。

 



カシュガイ族の移動式テント

 



未来の織子さん

 



訪れた季節は初夏で、日中30℃ほどあった気温も朝晩は10℃までに冷え込む。

高原だけあって谷を抜ける風は気持ちが良い。

秋になるとカシュガイ族は羊と共にこの場所を離れ、山を下る。

ここは冬になると50cm以上の積雪があるそうだ。

春になると雪解けと共に一面に花が咲き日本のように四季がある。

その時期になるとまたこの地に羊とともに戻ってくるのだ。

四季の移ろいがあるイランだからこそギャッベは、

日本のどの季節にも馴染んでくれる。


アートギャッベの生まれ故郷を訪ねて6へ続く

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