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NEWS & TOPICS

2016.10.20

万寿実が思う事
家具メンテナンス

メンテナンスで家具を育む~植物性オイル仕上げ編~

万寿実が扱う無垢材の家具は世代を繋いで使って頂けます。

ただお手入れをしてあげての話。

 

一般的な国内での家具の仕上げ方として主に、ウレタン塗装と呼ばれる

合成樹脂で化学的に塗膜を作る塗装があります。

この方法は耐水性や耐油性に優れて、多少の傷や汚れに強い面がありますが、

一旦傷や汚れが付くと自分でお手入れすることはなかなか難しく、

合成樹脂は焼け色や細かな傷が味わいになるとは言い難いのです。

 

そこで万寿実がお薦めするのは、植物性オイルによる仕上げです。

水や熱に弱いという面はありますが、木に染み込ませる塗装なので

木の風合いを損ねず、木の質感をそのまま感じて頂けます。

木が呼吸しているとも表現されます。

「経年変化」で変わる木の色合いや日常を一緒に過ごした傷やシミも「味」として

使い手によって新品の時よりも味わい深く「育てていく」仕上げなのです。

 

 

万寿実が事務椅子として30年以上使っている椅子があります。

こちらがもともとのウレタンによる仕上げ。

メンテナンスで家具を育む~植物性オイル仕上げ編~ウレタン仕上げ家具のメンテナンス

 

 

こちらは20年程前にウレタン塗装をはがし、オイル仕上げにしたものです。

メンテナンスで家具を育む~植物性オイル仕上げ編~オイル仕上げ家具のメンテナンス方法

 

 

左のウレタン仕上げの良く触るアーム部分は、

塗装がはがれ、30年以上の傷や汚れが目立ちます。

こうなるとウレタン塗装は汚れ部分だけを直すことは難しく、

全ての塗装を一度剥がす必要があります。

ウレタン塗装を直すことは素人ではできないのです。

一方で左のオイル仕上げは、よくアーム部分をお手入れ用オイルで磨いているので、

長年の傷や汚れはあるものの色合い深くなじんでいます。

メンテナンスで家具を育む~植物性オイル仕上げ編~無垢家具のウレタン塗装とオイル仕上げの違い
(左:ウレタン仕上げ  右:植物性オイル仕上げ)

 

植物性オイル仕上げの家具を提案する万寿実では、

特に台拭きで水拭きするテーブルなどは家具自体がオイル切れにならないよう

お客様による普段のお手入れをお願いしています。

 

目安は半年から一年に一度。

お届け時にお渡しするお手入れ用のオイルでメンテナンスして頂いています。

ただやっぱり長い事使っていくとコップの輪じみやうっかりなお子さんの落書きや

熱いものを何も敷かずにおいてしまった…なんていうこともあります。

そんな時は全て万寿実でお預かりし、天板を磨いて新品の時と同じように再塗装をします。

 

先日10年以上前にお買い上げ頂いたユーザー様のテーブルをお預かりし、

天板の磨き直しをさせて頂きました。

こちらがお預かりした時。

メンテナンスで家具を育む~植物性オイル仕上げ編~無垢家具のオイル仕上げのメンテナンス

 

こちらが万寿実で磨きなおした後。

メンテナンスで家具を育む~植物性オイル仕上げ編~無垢家具のオイル仕上げのダイニングテーブルのメンテナンス

 

ウレタンで仕上げたものは、磨き直しが出来なくはありませんが、

一度メーカーに送るなど、とても大がかりになり運賃などコストもかかります。

 

オイル仕上げによる磨き直しは、弊社で扱うすべての商品の塗装を

万寿実が自社で行っているからできること。

一生ものの家具と付き合うにはそれなりにメンテナンスも必要になってきますが、

自身ですればするほど愛着もわいてきます。

メンテナンスでお困りのことがあればどんな小さなことでもお応えいたします。

お届けしたからには万寿実家具も家具と共に一生のお付き合いをさせて頂きます。

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