2016.4.15
「生涯最後のチェア」展
白い壁に白地の絵を飾る
代々使われている家具
ぬくもりを感じさせる照明
新旧が融合した街並み
老舗工房の陶磁器
デンマークで見た景色は全てが驚くほどシンプルで洗練されていて、
そこには昔からある環境や、限りある資源を大切にする背景があった。
だから「丈夫」「飽きない」「継承」デンマークの家具が
何十年と変わらない理由がそこにはあるような気がした。
そんな家具と共に過ごすデンマークの暮らしは豊かで穏やかで
時間がゆっくりと流れているようだった。
「いいものを”永く、大切に”」
万寿実家具が日々想う事が重なって見える旅となった。
今回の万寿実の「生涯最後のチェア」展。
デンマーク家具のルーツを巡る旅で見えたものをわかりやすく皆様に知って頂くには、
生涯大切にしたい椅子とはどんなものかをお伝えすることだと考えました。
「椅子」に関してはまだまだ発展途上の私たち日本人が一口に”椅子”と言っても
体に合わなくても、身長と合ってなくても、腰が痛くなっても椅子は椅子なんです。
どんな椅子を買っても体にフィットしなくて腰が痛くなる、
ご家族の中で身長差があって体に合わない
くつろぎたいのに座るとどこか体に不調がある
そんな思いで椅子と向き合うのはもう終わりにして頂きたいのです。
丈夫で飽きがこなくて受け継がれるデンマークの椅子たちがきっと
これからの人生に安らぎと豊かな時間を作ってくれることと思います。
そんな椅子と出会ったならば、生涯椅子を選ぶのはきっと最後になると思いますよ。
どんな人もこれから先の人生で今が一番若い時。
Myチェアと出会うのが早ければ早いほど多くの時間を共に過ごせます。
生涯を共にしたい椅子をきっと見つけて頂ける展示会です。
会場は万寿実隣家の古民家。
デンマークの家具なのに古民家!?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが意外や意外。
とてもピッタリで雰囲気のある会場になりました。
そんな雰囲気も味わって頂ければ幸いです。
明日4月16(土)~5月15日(日)まで、少々長めに期間を頂きましたが、
これも皆様にご納得してMyチェアを選んで頂きたいから。
世界の名作も数多く取り揃えております。
何回でも座ってみてください。
いよいよ明日から開催ですので、是非皆様遊びにいらして下さい。
まずは万寿実店内へお越し下さいませ、スタッフが会場までご案内させて頂きます。
またブログで旅の様子をお伝えできればと思います。
もちろん店頭でもお話させて頂きます。